保険の基本を教えます。終身保険とは? やめない限りは続くが掛け捨てではない!

2 週にわたって保険の基本形についてみていきましたが、今週は基本形の最後、3つめの「終身保険」について。

「終身保険」は聞いたことありますか?どんな保険か想像した時に“身が終わる”と読めるので一生涯続くものなのかなと想像がつく人もいるかもしれませんね。他の2つの基本形とちがい、保障はやめない限り続き、定期保険とは違い掛け捨てではなく貯蓄性がある保険です。

では、基本形の3つ目「終身保険」についてみていきましょう。

1.終身保険ってどんな保険?

終身保険は、一生涯保障が続く生命保険で、保険料も保険金額もずっと一定です。定期保険や養老保険は、保障期間が定められているので、保障が一生涯保障が続くのは終身保険の大きな特徴です。

また、終身保険は、保険金を必ず受け取ることができるのもメリットです。保障が一生涯続くため、いつかは必ず訪れる死亡時もしくは解約時などに、保険金をきちんと受け取ることができるので、その分、保険料は、定期保険などに比べると割高になっています。図にすると下のようになります。

2.掛け捨てじゃないってどういうこと?

終身保険は、保険に長く加入していると、お金が貯まっていく『貯蓄性』があります。

養老保険のように「満期」はありませんが、終身保険は、解約すると「解約返戻金」を受け取ることができます。

「解約返戻金」は、いつか必ず訪れる保険金の支払いのために、払い込んだ保険料の一部が保険会社によって積み立てられていて、途中で解約したときには、その積立金の中から「解約返戻金」として支払われます。ただし、保障については、解約した時点でそれ以降の保障はなくなってしまうので、注意が必要です。

また、解約返戻金の金額は、契約期間が長くなるにつれて増えていく仕組みになっています。契約の内容や加入した時期、解約するタイミングによっても変わってきますが、保険料の払込期間が終わると、積み立てた保険料よりも受け取る金額が多くなります。そのため、将来必要となる資金を貯めていくために終身保険を活用することもできます。

「終身保険は掛け捨てじゃない!」と言われるのは、このように貯蓄性が高いからです。

  特徴
終身保険 ・保険期間は一生涯(死亡もしくは解約するまで)
・解約返戻金がある(解約するタイミングにより金額が異なる)
   →解約すると保障はなくなる
・定期保険と比べると保険料は割高
・貯蓄性が高いため、将来のための貯蓄としても活用できる

終身保険は、死亡保障と貯蓄性を併せ持った保険なので、
●保障としては、お葬式代など死後の整理資金として必要な費用を残すために
●貯蓄としては、老後資金の準備や学資保険の代わりとして

加入するのがおススメです。

万が一の備えと将来のための貯蓄を、同時に準備できる使い勝手の良さが、終身保険の大きな魅力ですね。

まとめ

3週にわたって、保険の基本形の定期保険・養老保険・終身保険について見てきましたが、今あなたが加入している保険は、どの保険の種類に当てはまりますか?まずは、自分の保険の種類と内容を、一度しっかりと確認してみてください。また、その保険が『自分に合っているのか』も確認しておきましょう。

保障内容の確認や保険の見直しについてのご相談は、私たちファイナンシャルプランナーがいつでもサポートします。お任せください。