ペット保険って入った方が安心?

家族の一員でもあるペット。そんなペットがケガや病気になったら・・・?私たちは健康保険に加入しているので病院でかかった医療費は3割負担で済みますが、ペットには健康保険が使えません。となると、病院でかかった医療費は全額負担。そんな、もしもの時に備えてペット保険に加入した方がいいのでしょうか?

1.ペット保険の必要性

ペット保険とは、ペットがケガや病気のときに補償を受けることができる保険です。ペット保険の補償には、医療費の金額に関係なく一定の金額で補償する「定額補償」、かかった医療費に対して常に一定の割合で補償をする「定率補償」、限度額の範囲内で治療費の全額を補償する「実費補償」の大きく3つの補償タイプがあり、補償の内容や補償のタイプにより保険料も変わってきます。

人間の健康保険のような制度がないペットの医療費は、手術や長期の入院、がんなどの治療となると、ペットの医療費も高額になってしまうことも珍しくありません。全額自己負担となる飼い主の医療費負担を軽減をしてくれるのがペット保険です。

では、実際にはどれぐらいの人がペット保険に加入しているのでしょうか?

日本のペット保険の加入率は、わずか7.7%です。(一般社団法人ペットフード協会「平成29年全国犬猫飼育実態調査」より)ペット保険の発祥の地であるイギリスは25%、また、スウェーデンは50%となっており、それらに比べると日本のペット保険の加入率はとても低くなっています。加入率50%と最も普及が進んでいるスウェーデンでは、スーパーやコンビニなどでも保険申込みができるなど、ペット保険がとても身近な保険になっています。日本でも、最近は、ペットショップでペットを購入時に加入できるようになり、加入率が伸びています。

ペット保険のメリットは、「お金の心配をせずに積極的に治療を受けさせることができる」ことです。ペット保険に加入していないと、お金の心配などにより治療を躊躇してしまう場合もありますが、ペット保険に加入していれば、手術費などの高額な治療費を気にしなくていいので、ペットに十分な治療を行うことができます。

また、医療費を心配せずに病院につれていけることで、病気の早期発見・早期治療ができ、大切なペットを守ることができます。

2.落とし穴は・・・?

ペット保険に加入する場合に、特に注意しておきたいのは、「保険の適用にならない病気や事例がある」ということです。多くのペット保険では、避妊手術や去勢手術、妊娠·出産等に関する入院や手術は、原則として補償の対象外になっています。また、予防接種などで予防が可能でる病気にかかった場合にも補償の対象外となってしまうので注意が必要です。

ペット保険はペットの年齢が上がるにつれて保険料が割高になります。ペットの高齢化が進むと保険料の負担も重くなってしまいます。

まとめ

近年は、医療技術の向上や飼育環境によりペットの長寿・高齢化が進み、ペットが病気やケガになるリスクも上昇しています。大切なペットと安心して暮らすためにも、ペット保険への加入をおススメします。

加入される場合には、飼っているペットがかかりやすいケガや病気をきちんと把握しておき、補償の内容を決めていくことが大切です。また、人間の保険にも言えることですが、保険料だけで保険を選ぶのではなく、補償の内容と保険料のバランスに注意し、ペットの年齢やご自身のニーズに合わせて賢く商品を選択しましょう。