毎年5月になるとはがきより小さいサイズで「住民税決定通知書」と記載された紙を勤務先からもらいますが、見ましたか?
まだ見たことない!っていう人は中を必ず確認してくださいね。
たくさん数字が書いてあってよくわかんないからちゃんと見ていないという人は、今年からは何が書いてあるか確認してみましょう。

この通知書は、今年納める住民税の額が決まったよという市区町村からのお知らせになります。
今年納める住民税・・・?
今納めているのは何?と疑問に思うかもしれませんが、現在納めている住民税は2017年の収入に対するものになります。
住民税は所得税と違って納める時期にタイムラグがあります。
年末調整で控除できるものが集計され、年間収入額・課税金額・各控除額が載った源泉徴収票が作成されます。
源泉徴収票には載らない控除があるので(寄附金控除・医療費控除など)、「ふるさと納税をしたよ」「今年の医療費はたくさんかかった」などという人は毎年2月~3月に確定申告をして最終課税額が決まります。
そして全てが決まった段階で住民税が計算されるのです。
2017年1年間の収入→2018年6月分の給与から引かれる(2019年5月分まで)
2018年1年間の収入→2019年6月分の給与から引かれる(2020年5月分まで)←今回配られた通知書はこの期間のもの
通知書の右側にある「納付額」の欄がこれから1年間毎月給与から引かれる住民税額が載っているので要チェック!
なお、昨年「ふるさと納税」をされた人は摘要欄に金額が記載されているので反映されているか確認を忘れずに。
✍ファイナンシャルプランナー 春日井
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