今のうちに知っておくべき、老後の住まい事情。

人生100年時代、お金も大切ですが、住まいについても同じように重要になっていきます。

特に賃貸で将来家を購入する予定のない人。収入のあるうちは大家さんも貸してくれますが、高齢になると「家賃払ってくれるかな…」「万が一のことがあったら…」などと借りるのが厳しくなることがあります。持ち家もなく借りることができないとなると住む場所がなくなってしまいます。有料老人ホームや高齢者住宅というものもありますが、ある程度の資金が必要になるし、申し込んですぐに入居できるというわけでもありません。

まだまだ先のことであまりピンとこないかもしれませんが、今回は現在の老後の住まい事情についてみていきましょう。

1.老後の住まい事情とは?

老後は、家で過ごす時間も現役時代に比べとても多くなります。充実したセカンドライフを過ごすためにも、老後の住まいについて早めに考えプランを立てることが重要です。

少子高齢化により、空き家が増えているため「これからは家は借りやすくなる」と考える方も多いかもしれませんが、孤独死のリスクや家賃の滞納リスクなどにより、大家さんは高齢者に家を貸すのを敬遠します。老後の住まい事情は、思ったよりも厳しいのが現状です。持ち家がある人はそのまま住み続けることができますが、今賃貸に住んでいる人は、老後も長く住める家に早めに住み替えるなどのプランを考えておく必要があります。

2.賃貸・持ち家どっちがいいの?

老後の住まいについてプランを立てるにあたり、賃貸がいいのか、持ち家がいいのか、どちらがいいのかを判断するのはなかなか難しいですよね。まずは、それぞれにどんなメリットやデメリットがあるのかをご紹介しますね!

老後、賃貸で住むメリット・デメリット

<メリット>身軽で自由に住居を変えられることです。駅や病院などが近く生活しやすい住居や自分の趣味などの活動がしやすい住居、家賃の低い住居へなどと、自分の環境の変化などに応じて移り住むこともできます。

<デメリット>家賃の支払いがずっと必要なことです。年金の受給額も今から減っていくことが想定されるので、毎月の家賃の負担は今まで以上に大きいものとなります。また、家賃だけでなく、住み続ける場合には更新料、住み替える場合には引越し費用がかかってきます。老後になってからの収入や資産状況によっては、住み替えたくても、審査が通らない可能性もあり、注意が必要です。

老後、持ち家で住むメリット・デメリット

<メリット>住宅ローンが完済すれば住居費の負担が少なくなり、一生住み続けられる安心感があることです。また、家や土地は資産となり、いざというときには資金源になり、子どもにも財産として残すこともできます。

<デメリット>売却や相続など持ち家を手放す際には手続きなどに手間も時間もかかるので、なかなか簡単には手放すことができないのがデメリットです。

  メリット デメリット
賃貸 ・自分の環境の変化に応じて住居を変えることができる
(住み替えしやすい)
・固定資産税などがかからない
・家賃の支払いが必要
・更新料が必要
・審査が通らない可能性がある  
持ち家 ・住居費の負担が少ない
(固定資産税や管理費等のみ)
・資産となる
・自由にリフォームやリノベーションをできる
・安心感がある
・環境の変化に対応しにくい
 (住み替えがしにくい)
・維持費がかかる
  (リフォーム代など)
・手放す際に手間がかかる

最近は、高齢者用住宅も増えてきています。老後も元気な高齢者向けの賃貸住宅で、バリアフリー化や生活サービスが受けられることができ、老後の住まいの選択肢の一つとして検討する方も多くなってきています。しかし、家賃は通常の賃貸に比べて高く設定されていますので、住居費の負担は、通常の賃貸よりもさらに大きくなります。

まとめ

どんな風にセカンドライフを過ごしたいかや資産状況などにより、老後の住まいの選択肢は大きく変わってきます。それぞれのメリットやデメリットを検討しながら、早めにプランを考え、将来の資金計画と準備を行いましょう。

セカンドライフを含めて、将来のライフプラン相談も弊社で実施しております。不安があるかたはまずは行動しましょう!LINE@からいつでもご連絡ください。

次回は実際に準備する方法について解説します。

✍ファイナンシャルプランナー 平野

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