正しい保険選びは社会保険を知ってから!

~あなたに必要な保険はこれ!

突然ですが、毎月約3万円・・と聞いて、何の金額かピンときますか?

これは、1世帯が毎月払っている生命保険料の全国平均です(生命保険文化センター平成30年度「生命保険に関する全国実態調査」)。

もしあなたが「社会人だから私もそのくらい必要かな」と漠然と思っているならちょっと待って!!

まずは、国が守ってくれている「社会保険」を勉強してから、必要な保険を検討しましょう。今は、足りないなと思う分野だけピックアップして保険に入れる時代です。決して「払う金額」に惑わされないようにしましょう。

1.社会保険って何?

社会保険とは、国民が病気やケガをした時に、一定の給付やサービスが受けられる強制加入の制度を言います。強制加入なので、会社員の人は給与明細に「健康保険料」や「厚生年金保険料」という名目で天引きされているはずです。「毎月高いなあ」と思っているかもしれませんが、その分手厚い保障が約束されています。

2.社会保険の種類と内容

社会保険は大きく3種類に分類されます。

①健康保険

原則、医療費の7割を国が負担してくれる制度です。例えば、病気で病院に行った時に健康保険証を見せれば、1万円の医療費がかかっても3,000円払うだけでOKということです。さらに、自己負担が高額になったり、長期間働けなくなっても、「高額療養費制度」や「傷病手当金制度」という制度を利用すれば経済的な負担はかなり減ります。

②年金保険

大きく3つの機能があります。1つ目は「老齢給付」2つ目は「障害給付」3つ目は「遺族給付」です。将来受け取れるかどうかの年金不安がよく注目されますが、実は、若い内に突然の病気や事故で車イス生活になってしまった場合など、一生涯守ってもらえる機能があることを知っておきましょう。

③介護保険

40歳から保険料を支払い、原則65歳から介護サービスを利用できる制度。認定を受けられれば、介護サービスの1~2割の負担でOK。40歳以下の人は、介護保険からのサービスは受けられません。 

3.こんな人は民間保険に入りましょう!

以上のように、日本は、ある程度充実した社会保障に恵まれている国です。しかしながら、ライフスタイルや働き方によって、十分足りるなと思う人もいれば、全然足りないと思う人もいるはずです。以下のチェックポイントに当てはまる人は、ぜひ民間保険に加入しましょう。

Aタイプ

「貯金が全然ない。入院で万単位のお金を払うなんてあり得ない」
(高額療養費制度は自己負担がゼロになる制度ではない。個室代や食費は自己負担)
「少しくらいのは貯金ある。でも社を長期間休んだら、治療費や通院費が心配だな・・」
(傷病手当金は、あくまで3分の2の給付。収入が減った分や休んでいる間の治療費は自己負担)

医療保険、ガン保険、就業不能保険など

Bタイプ

「年収が上がる見込みはないし、月々10万円代で老後はやっていけない」
(公的年金は現役時代の年収を保障してくれるものではない)
□「もし万一があった時、家族にお葬式代の負担はかけたくない」

(独身の場合は遺族年金がない)

☛ 個人年金保険、変額保険、終身保険など 

Cタイプ

「冬は週1で大好きなスノボをしている。大ケガをして家族に迷惑をかけたら・・」
(すべての人に障害認定が下りるわけではない。40歳以下は介護保険サービスの対象外)

☛ 介護保険、就業不能保険など

4.まとめ

社会保険を学ぶことは正しい保険選びの第一歩です。

世間の高い安いに惑わされずに、
自分の価値観で必要な保険を選びましょう。

美マネ女子力<備える力>

✍ファイナンシャルプランナー 辻

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