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【保存版】初めてでも安心!産休・育休中の医療費控除で失敗しない方法とは?

保存版 初めてでも安心!産休・育休中の医療費控除で失敗しない方法とは?
育児休業中は、収入が減ったり、子どもや自身の体調のことで病院に行く機会が増えたりと、医療費が増えやすい時期ですよね。
そんなとき知っておくと助かるのが「医療費控除」です!
「育休中でも医療費控除できるの?」「収入が少ないけどやる意味ある?」など、初めてだとわからないことが多いもの。
この記事では、初めての医療費控除で失敗しないポイントをわかりやすくまとめました。
マニャさん
マネースタイル宣言 マネースタイルは、全ての女性が豊かな暮らしを実現するために、中立の立場から、正しい情報を厳選してお届けするメディアです。

ファイナンシャルプランナーがおすすめ!「マイナポータル」で医療費を確認する方法が便利

育休中でも医療費控除は利用できます!
ただ、自分の医療費が年間どれくらい掛かっているか、意外と把握できていないですよね。

マイナンバーカードとスマートフォンを使って「マイナポータル」へログインしてみよう

そこで、早くて便利な「マイナポータル」を使って、医療費の合計額を簡単に確認できます。
※データ反映には時間がかかり、マイナ保険証を利用してから約2ヶ月後です

マイナポータル」で医療費を確認する方法

ログイン後、健康医療にある「医療費」を選択、「窓口負担相当額」の金額で1年間の自己負担額を過去4年間分までさかのぼって確認できます。

マイナポータルで医療費を確認する

医療費控除は、生活費が同じであれば家族分も合算して申告できます
自分の分だけで申告できるのか、家族分をまとめて申告した方がいいのか悩むところです。

医療費控除で家族分を合算申告した方がいい?判断チャート

医療費控除を申告する時家族分を合算した方がいい?チャート判断

家族分の医療費をまとめて申告する「代理人設定」の方法

マイナポータルで確認できる医療費は「本人分のみ」です。
家族の医療費もまとめて申告したい場合は、マイナポータル上で「代理人設定」が必要です。
設定はメニュー画面からかんたんに登録できますよ!
マニャさん
マイナポータルで家族の医療費もまとめて申告したい場合「代理人設定」の方法

育休中の医療費控除は誰が申告すると一番お得?

医療費控除は「誰が申告するかで節税額が変わる」のがポイント!

医療費控除は家族の分も申告できることが分かりました!
ただ、夫婦どちらで申告した方がお得になりますか?
30代キャリア女性
答えは「所得が高い人が申告したほうが節税になる」です!
育休中は妻の所得が低くなりますが、妻が申告した方がお得になる場合もあるので紹介しますね。
マニャさん

夫が申告した方がお得なケース

医療費控除で夫が申告した方がお得な場合

妻が申告した方がお得なケース

医療費控除で妻が申告した方がお得な場合

計算ポイント

  • (実際に支払った医療費の合計額)-(医療保険などで受け取った給付金額)-(10万円または総所得金額等の5%のいずれか少ない額)

育休中のように所得が低いと、実際に支払った医療費の合計額から差し引く金額が10万円よりも少なくなるため、所得が低い人の方が節税額として大きくなるということです。

やってしまった!医療費控除の申告を忘れてしまった場合どうする?

過去5年分までさかのぼって申告ができる

安心してください。過去5年分までさかのぼって申告ができます。
2025年に申告できるのは2020年分までとなります。

医療費控除は「払い過ぎた税金を取り戻す手続き」なので、申告忘れによるペナルティはありません。
気がついたら早めに手続きしましょう!

確定申告はしたのに、医療費だけ申告し忘れていた場合はどうしたらいい?

「更生の請求」で追加申告ができます!
こちらも過去5年分までさかのぼれるため安心してください。

まとめ

妊娠・出産は医療費が増えやすい時期です。医療費控除を確定申告することで、家計の負担がグッと軽くなります。

覚えておきたい医療費控除のポイント3つ

  1. 育休中でも医療費控除は利用できる!
  2. 申告する際は夫婦の所得を確認して、有利な方で使う!
  3. 出産費用は控除対象。医療保険からの給付金を受け取っていれば必ず差し引く!

会社員が利用できる節税の基本は「所得控除」で、多くの場合「年末調整」で手続きが完結します。
医療費控除」は年末調整では対応できないため、忘れず正しく使って節税しましょう




堀江信弘

専門家監修 堀江 信弘

株式会社エープロジェクト 代表取締役社長、ファイナンシャルプランナー。

25年間の豊富な専門知識と幅広い実務経験を活かし、イオングループ、パナソニックグループ等のマネー研修・ライフプラン個別相談で10,000人以上の従業員のサポート業務に携わる。ライフプランのエキスパートとして保険・金融商品の販売実績の経験を活かしたアドバイスには定評あり。現在は、保険・金融商品を販売しない中立な立場から幅広く資産の管理、運用相談サービスを提供。 モットーは「一人ひとりの人生に残る仕事をする!」

この記事の監修者
伊藤 佑梨
ファイナンシャルプランナー/DCプランナー/証券外務員Ⅱ種/ライフプランアナリスト
大手電機メーカーをはじめ、さまざまな企業の共済会会員の個別ライフプラン相談の経験を積む。世代別、ライフスタイル別によく陥りがちなマネープランの分析と的確なアドバイスには定評あり。
木村 美月
証券外務員Ⅰ種/ライフプランアナリスト
証券会社で資産運用アドバイス業を経て保険業界へ。お金とお寿司が好きで「お金は合理的に正しく使う」をモットーにしています。経済的な流行・トレンドも分かりやすく解説していきます。